冬から始める。
自分の思い通りに事が進んだら
どんなにか高揚するだろう。
自分の思い通りに事が進まなかったら
どんなにかストレスになるだろう。
自分の思いが人と共感できるなどと思いあがって
それは相手に取ったら、もしかして苦痛に近い共感かもしれない。
そして自分の思いが叶えられなかったら
ごねてごねてごねるのは見苦しい。
折り合いをつける。
沈黙を守る。
淡々とする。
誰かに聞いてもらう時、それは一時の平穏であり
すぐ後には、凹んでしまう自分があるのはわかっている。
どうしてわかっていながら話すのだろう。
人間の一番見苦しい部分なのかもしれない。
だから始める。
冬から始める。