ピュスラ閉店

大切な大切な空間だったそのcafeは

2022年2月25日に閉店すると聞いた。

 

発表する前に、LINEではなく、顔を見て伝えたかったのー  とオーナーの女性。

唖然とする私に、彼女はもう前を向いて

2〜3年後にまた出来ると思うっ❣️ と明るい。

 

コロナのせいでもなく、体調不良でもなく

ビルの老朽化。

 

彼女の料理は、どこの料理人が作る料理より

何故だか国際的で家庭的で、大好きだった。

作れもしないのに、作り方を一生懸命聞いて

彼女も丁寧に教えてくれて

そして出来ない。 諦める。

どこかで、彼女の料理は永遠だなんて思っていて

笑っちゃう。

 

好きなことを仕事とするのは、とても怖いこと。

好きなことは趣味に取っておきたい。

でも、時は移ろい時間は短く過ぎるのだ。

 

彼女とは絶対にもう会えないわけではなく

きっとお茶したり、おうちでお料理を教えてもらったり、そんな関係が続くのだろう。

楽しみだと言いたいけれど

この空間がなくなる寂しさの方が今は先立つ。

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欠勤

体調を崩した。

高熱なんて、15年以上前だわ。

布団の中で寒気に震えるなんて思い出せないくらい久しぶり。

体力をあっという間に全部使い果たした。

 

このご時世、病院に行くのも躊躇われるが

翌日かかりつけ医に電話した。

時間を指定してもらい受診。

翌朝1番に『陰性』の連絡があり、こんなに恐ろしいほどの勢いで感染している中

こんなにも敏速に対応して下さっている人々に感謝の気持ちでいっぱいになる。

 

私の周りはみんな優しい。

2日間食べられなかったけれど、『おかーさん!』と慌ただしく来て食べ物やヨーグルトなどを差し入れ、玄関先に置いていった娘。

スープやお茶漬けの最中などを玄関先にかけてくれた友人。

 

職場は相変わらず厳しく、おちおち休んでいられないけれど

ここは自分ファーストで休み、しっかりと休養しよう。

 

大切な人達に罹りませんように。

 

 

 

結局いつもの。

無理矢理取る月イチの連休。

 

なんて心穏やかなんだろう。

前日の仕事中でさえ、過ごし方をあれこれ悩む。

誰と約束もしない自分だけの時間。

 

 

でも

なんだか穏やかじゃないオミクロン株。

遠出する気になれない。

だから、今日はいつものお気に入りのカフェの

姉妹店まで、ちょっとだけドライブした。

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とても美味しい。

生野菜が好きじゃない私が、美味しいって思ったサラダ。 このドレッシングが好き。

 

カウンターに座ったのだけれど、隣には

マシンガントークな職場の悪口三昧の女性。

頭がくらくらしてきて、食べてすぐ退散。

 

いつものカフェに1時間以上かけて避難。

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酵素のすだちレモネードを頼むと、後から「ソーダ割もできます♫」とわざわざ教えにきてくれた。

シュワシュワ大好きな私。 ありがとう♡

静か過ぎず、席が離されている。 やっぱりここが落ち着く。

 

友人が、私に選んでくれたシリーズの文庫本を

一冊お供に持ってきたけれど、15:00過ぎて、やっと開く。

穏やかに緩やかに日が暮れていくのを壁一面の窓を眺めながら

明日も朝イチで美味しい美味しいパンを買い

馴染みの店でランチして

馴染みのカフェでお茶しよう。と思い巡らす。

 

今まで休日の変化を好んでいたけれど、確かに変わってきたのは、コロナ禍の副産物か。

この世の中になる前に、飽きるほど日本中あちこちバイクで走り回っていたのが嘘みたいな日常。

 

これでいい。

 

 

 

トンガの人々、大丈夫かなぁ。

ちっとも大丈夫じゃないですよね…

噴火近くの生き物はどうしてるのだろう。

無事だったのかな。

当たり前の日常なんてないですね。

だから今を精一杯生きるんだよね。

 

 

 

 

 

 

居場所

いつもひとりで行くcafeがある。

 

異国に来たみたいな

そんな空間の窓際のアンティークな椅子が私のお気に入り。

 

ちょっと出る時間が遅れてしまった年末のランチ最終日。

電話をかけてみたら、やっぱり『無くなってしまったの〜』

 

2〜3日後に、店の人から電話。

『もうね、店は終わっているけれど、ガレット焼くから来ませんか? あの日ガレットなら出来たのに!と後悔しきりなの』

 

なんて温かい人なんだろう。

 

シフト制なのですが、お休みの日だった偶然も必然のよう。

 

仕事納めとcafe納め。

大好きなここで終わることができるなんて

気持ちがぽかぽか温かくなる。f:id:juliawish:20220109142504j:image
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秋空を見上げたとて
何ひとつ変わらず幾年照らし続ける光は
全ての目に平等ではなく…

それを見失ったり
目を反らした時に
残酷過ぎるほど
それは瞬間に消えてしまうだろう


むやみに孤独を唱えるな

先に行けば
後ろに目を反らす
それがどんなに後の存在に
残酷に突き刺さるのか

そこに綺麗事はあるのだろうか


黙って口を閉じ言葉を隠す

たやすく孤独を口にすることが
どんなにか口を閉ざす要因になってしまうのか

 

ただ光があればいい
ただ暖があればいい


ただ温があればいい

 

残光があればそれでいい

彩月とyamamoto

最近、昼にご飯を食べに行くお気に入りが増えた。

 

美味しいランチをカウンターで頂く。

 

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天ぷらや魚を頂きましたが、今日はお肉。

丁寧に作られています。

カウンター越しの会話も嬉しい。

外は紅葉🍁が進んだ木々で彩られている。

ゆったりとした時間。

日々落ち着きなく走り回って時間を気にしている私が、まったりと過ごす空間。

 

ティータイム

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この空間がたまらなく好き。

母娘で作られたこの空間と美味しいケーキ。

今日はタルトタタン。 

珈琲大好きな私もここでは紅茶。

 

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今日は作家の恭子さん作の人形の前で

ゆっくりとゆっくりと文庫本一冊。

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穏やかな非日常をひとりで過ごすお店がある事を

本当に有り難く思う。

 

 

 

観茶香

最近の平日のお休みは
心が喜ぶ優しい時間を過ごす事。
そんな気持ちでいます。

 

今日は大切な人に会ってきたあと
江南の『甘味処 観茶香』へ。

ちょっと田舎の風景に現れた小京都。

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メニューを悩みながら見ていたら
秋の限定 栗づくしのコースから目が離れなくなる。

 

小1時間ほど、ゆったりと流れる時間を待ち、まず運ばれたのは焼き栗。
着物姿の女将さんが丁寧に説明下さる。
『2種類の中津川の栗で、ぽろたんと恵那宝来です』
心躍る気持ちを抑え聞き終わると同時に、『はやしさんですか⁉️』
『えーーーっ❣️ ご存知ですか⁉️😆』
『がっつり購入して、半分は夜に家族と栗三昧。半分はお正月用に大事に保存します😆😆😆』
2人で盛り上がります笑笑

 

 

すごい栗があるなぁって農場の画像を眺めていながら、今まで一度も食べられなかった恵那宝来は、まずスプーンで栗を壊す事を躊躇うくらいの大きさ。
栗好きにはたまりません。f:id:juliawish:20211120155709j:image
栗を作ってくれたはやし農場さん、恵那宝来、素晴らしく甘いです。 

そして、羊羹、クレープ、プリン。
どれも栗の素材そのものの柔らかい優しい味でした。f:id:juliawish:20211120155658j:image
モンブランを食す。あぁ美味しい♡

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そしてマロンアイス。

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お腹いっぱいになってきた笑笑
最後に、作りたての栗きんとん。
炙ってあります。

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栗って本当に美味しいんだなぁ…

今日、この時間を過ごせることを感謝したい。