2016-01-01から1年間の記事一覧

ただこうしているだけで。

ただこうしているだけで 行きたい場所に連れて行ってくれる 身を任せ 身を委ねる 安心して 何も怖がらなくても ただこうしているだけで 大丈夫 大丈夫 大丈夫 だいじょうぶ ほら 大丈夫だった 怖がらないで ひとつクリアできたよ あとは進むだけ

幸せを下げてみる

見えていなかった幸せが見えてくるような 天気がいいと、どこかに行かなければ損な気分。 落ち着いていなかったね。 しなければ しなければ しなくていい幸せ 上手く言えないけど 歩いてみたら 自転車を漕いでみたら 自分の周りにある小さな幸せ探しを して…

曼珠沙華の時から。

愛しい花が咲き乱れた頃 長年お世話になった場所からお別れした。 最後の日は、とても慌ただしかった。 それが良かった。 両親が立ち上げたその場所は、あちこちにまだ 親の残像が息づいていた。 思いを馳せながら出ていくのは、辛くて耐えられただろうかと…

旅立ち

KENが東京に転勤になった。 部屋も解約しているので、実家に泊まると昨夜やってきた。 泊まるという言葉もまだまだ慣れないうちに 生まれ育った街を出ていった。 転勤を聞いてから、心がこんなにもざわめく。 まだまだ子離れできていないのか。 早朝出ていっ…

お父さん お父さん お父さん

お父さんがいないね。 ホントにいないんだね。 まだいない実感なんてさ、ないんだけれども。 去年の今頃… なんて考えたくもない悪夢。 お母さんは元気です。 心配しないでね。 大丈夫です。 私もなんとかやってます。 けど 会いたいです。 早く会いたいです…

給料は対人関係の対価なんだと。

以下、見つけた記事 自分は高校を卒業する頃に 友達のお母さまから 「いいかね給料の大半は『対人関係の手数料』だからね」 というアドバイスを戴きました。 ↑の部分は 対人関係で仕事が嫌になったり した時に自分自身に言い聞かせています。 確かに閲覧され…

熊本の地震

4月14日 九州を大地震が襲った。 長年の友人がいる。 すぐにラインに、部屋の惨事の画像か送られて言葉が出ない。 あれから何度も、余震にしては大きすぎる揺れが九州を襲う。 そして、今日の明け方に、本震がきた。 気に留めながらも、私の変わらない日常は…

晩秋

青く澄んだ空が広がったと思えば、冷たい雨が降る… 不器用な木々達が染め上げていくグラデーションに見惚れていたら 強い風が吹き、さらっていく… 目に見えないものだから、先を考えるのはやめる。 思うことがあれば、その時に精一杯思えばいい。 時の流れだ…

すきとうた

ネオン街とか路地裏のお店から流れてくるカラオケが好き。 バーで歌い上げている人を聴くことが好き。 ラウンジで、名曲を歌い上げる素人さんが好き。 金山の南口でストリートライブをしている若者が好き。 劇団四季のミュージカルを観るのが好き。 街で流れ…

年齢を重ねていくと 色々な物語が自分の人生に重なっていくんだなぁと思う。 一瞬で、出来事は思い出となるんだけど 一瞬で、鮮やかに思い出すものがあって それは音楽だったり場所だったり匂いだったりするんだけど すべて過去の話。 前を向いて歩くのだ。 …

2009.08

梅雨が思いのほか長引き、夜空を見上げることも忘れていた。 週も半ばを過ぎ、少し疲れた帰り道だった。 漆黒とも違う。 群青とも違う。 例えば今がお昼だったら、真っ青な空に真っ白な雲だったんだろう。 夜空にぽっかり浮かぶ雲が真っ白で 月が悪戯な雲に…

ふゆにおもうこと

つらい事や嫌な事は、忘れようとして忘れられた事はない。 時間をかけて少しずつ波が落ち着いて でもふとした出来事だったり場所だったり香りだったり そんな小さな日常で、また思い出して悲しくなったり。 またいろんな出来事があって、過去になって。 昨日…

SAMURAI

こらえきれずに泣き叫んだら 静かに 覚悟が宿った 流されず我が道を行く 自分が自分であるために 私はわたしのために生きている 自分で決めたことは後悔しない 例えばそれが失敗だとしても自分で決めたら後悔はしない 人のせいにしたり縛られるのは わたしら…

コトコトコトコトと  2009.01月

石油ストーブの上で、コトコトコトコトと鍋の中で煮物が出来上がってくる。 冬の間だけのその風景は、私が小さい頃に見た懐かしい実家のそれと同じ。 祖母に習った煮物は、まるで味が追いつかないけれど 私の料理の中には確かに祖母の味は生きてる。 今夜は…

ふっと息が抜けた時に見える 夜の闇の前の、日の終わりが見せる深紅とも薄桃とも言えないけど ずっと遠い時間から見ている空の色彩 気が早い木々が赤く色づき、葉を落とし始めた頃に、黄金に変化した王道イチョウの木 透明に澄んだ水だから、海の青は空を映…

断温

秋空を見上げたとて 何ひとつ変わらず幾年照らし続ける光は 全ての目に平等ではなく… それを見失ったり 目を反らした時に 残酷過ぎるほど それは瞬間に消えてしまうだろう むやみに孤独を唱えるな 先に行けば 後ろに目を反らす それがどんなに後の存在に 残…

般若

ひとりひとり、それぞれが、いろんな思いを持っていて ひとりひとり、それぞれが、いろんな考えを持っていて ひとりひとり、それぞれが、みんなみんな違っていて だから、人と人って交わる部分さえなければ なんて楽なんだろうって 思ったり思わなかったり。…

子育ての頃

コトコトとお鍋がリズムをとる。 真っ白い大根が、次第に透明になり それが今日の一日の終わりの時間を彩る。 外はすっかりと冬の寒さになり 着ている服が薄手である事に後悔した身体がじわりと暖かい。 今日は夕ご飯を食べるとも要らないとも聞いていない子…

使い捨て

時間を重ねて、やっと分かる事があった 失敗を重ねて、やっと見えてくるものもあった それはきっとこれからも、まだ知らない何かがあり それが何なのか楽しみでもある 言葉を無くす怖さがある 伝わらない怖さと伝えようとしなくなる自分 言葉を飲み込む切な…

無我

ぶつかり合う時も来るさ 綺麗な事ばかりじゃないだろうから 全てを君と越えていくと決めた 始まりの鐘が今 この街に響き渡る 共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い 共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い 共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い そんな日々を…

最愛の子供達

春に咲いていたはずの桜が葉っぱだけになったら その後に彩っていたはずのハナミズキが葉っぱだけになったら その木がどんな名前だったのか 思いも出さない日常の景色を流し 同じ道を毎日車で走らせている 解体されている家が更地になり、また新しい家に変わ…

終わって始まったあの日を思う

私なりの『波瀾万丈』な時間が過ぎた後 望んだ事は『穏やかに過ごしたい』 去年が過ぎ、今年になった瞬間のひとりの時間 私は大きな大きな伸びをした 終わった 正解にはまだ問題は抱えたままだったが 私の中で区切りをつけた瞬間だった 切り替え上手ではない…

リアル姉

その日は雨が降っていました。 あなたの思いが伝わってくるかのように。 あなたの気持ちが暗い夜の空をつたって 雨となって私のところまで届きました。 ワイパーでぬぐってもぬぐっても またポトポトと 落ちては流れる雨粒も 前を走りゆくバンから巻き上がる…

その先へ

自分でも怖いくらいに先が見える瞬間がある。 利己的なその瞬間はふっと頭をよぎるくらいのものだけど 深く頭に刻まれる。 何事もなかったように過ぎ去っていくのだけど ココロは置いてきぼりになる感覚。 なんだか、悲しいくらいに今の自分に当てはめられる…

母になる

ひらりひらり 流れに任せる強さがあれば 幾度にもカタチを変えられる 水のように雨になる霧になる雪になる 静かに深呼吸しながらじっと時を待つ そして春解け水になって全てを許容できる器で 自身を受け止められますように 愛する我が子の旅立ちに 私はもっ…

花咲乱

花咲乱 咲き乱れるそれは情念我鎮めよ どうかどうか悲苦辛涙 今訣別の時を逃さないように それは儚くそれは切なく 時間を友とし時間を師とし この刹那宇宙の藻屑となれ 我 心の中心にあるそれは 曼珠沙華の色に似たひとつだけの想い 今、春は待たない

相変わらずの日々

相変わらず先々が見えなくて 不安でしんどい毎日を過ごしている。 外はとても良い天気。 バイク日和だ。 でも、大きいバイクを出す気力はない。 カブで行きたいところに行こうと家を出た。 向かう先はお墓だった。 初めて、花なしでごめんなさいをした。 お…

従姉妹と。

楽しい時間。それは今まで苦しかったあれやそれ。吸収してくれる大事な人だからこそ。

気心腹口命

気は長く心は丸く腹立てず人は大きく己は小さく生まれ育った下町で頑張るお肉屋さんの店の片隅の暖簾の文字。小さな頃から知っているけど今だからうなづく。

逝った人達。

立て続けに、血が繋がった身内を亡くした。 幼い頃、お正月のひとときを共にした身内が こんなにも減るのは、年齢を重ねたから仕方ないのだろうか。