無我
ぶつかり合う時も来るさ 綺麗な事ばかりじゃないだろうから
全てを君と越えていくと決めた
始まりの鐘が今 この街に響き渡る
共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い
共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い
共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い
そんな日々を描きながら…
***********
永遠なんてないと思う。
簡単に壊れてしまうガラスのようなもの。
恋愛は簡単に終わってしまうものだし
恋愛は簡単に終わらせてしまっていた。
最初の燃え上がるような思いや、切ない思いも
馴れ合うと、それが相手がいて当たり前になった時に
少なくとも私は危なっかしい気持ちが渦巻く。
それがなんなのかわからない。
不安?
不安なのだろう。
守る?
何を?
私を?
そんな可愛いげのない女になって
強くひとりで生きていく術を知り得た女は
いとも簡単に、ひとりでもきっと大丈夫そうな男の腕をするりと抜けようとする。
日々の小さい不安が、そればっかになって
楽な方に帰っていこうとする。
そう、帰る場所があるから
『今、自分の部屋に着いたら、きっと同じ気持ちで戻る事はないだろう』
今度行く時は荷物を取りに行くだけの
最悪の結果を自分で決めて、揺るがないだろう。
それを受け止めるだろう人が眠る場所に戻る。
わかっているのは
『自分自身の自信のなさ』
まどろむ空気と緩やかな時間の流れ。
望むのはそれだけ。
穏やかに過ごしたい。
消えたモノを思い出し、潰れそうになる。
眠りを誘う薬を持ち合わせていない今日。
また眠れない長い夜になりそうだ。
全てを君と越えていくと決めた
始まりの鐘が今 この街に響き渡る
共に歩き 共に探し 共に笑い 共に誓い
共に感じ 共に選び 共に泣き 共に背負い
共に抱き 共に迷い 共に築き 共に願い
そんな日々を描きながら…
***********
永遠なんてないと思う。
簡単に壊れてしまうガラスのようなもの。
恋愛は簡単に終わってしまうものだし
恋愛は簡単に終わらせてしまっていた。
最初の燃え上がるような思いや、切ない思いも
馴れ合うと、それが相手がいて当たり前になった時に
少なくとも私は危なっかしい気持ちが渦巻く。
それがなんなのかわからない。
不安?
不安なのだろう。
守る?
何を?
私を?
そんな可愛いげのない女になって
強くひとりで生きていく術を知り得た女は
いとも簡単に、ひとりでもきっと大丈夫そうな男の腕をするりと抜けようとする。
日々の小さい不安が、そればっかになって
楽な方に帰っていこうとする。
そう、帰る場所があるから
『今、自分の部屋に着いたら、きっと同じ気持ちで戻る事はないだろう』
今度行く時は荷物を取りに行くだけの
最悪の結果を自分で決めて、揺るがないだろう。
それを受け止めるだろう人が眠る場所に戻る。
わかっているのは
『自分自身の自信のなさ』
まどろむ空気と緩やかな時間の流れ。
望むのはそれだけ。
穏やかに過ごしたい。
消えたモノを思い出し、潰れそうになる。
眠りを誘う薬を持ち合わせていない今日。
また眠れない長い夜になりそうだ。