使い捨て

時間を重ねて、やっと分かる事があった
失敗を重ねて、やっと見えてくるものもあった
それはきっとこれからも、まだ知らない何かがあり
それが何なのか楽しみでもある


言葉を無くす怖さがある
伝わらない怖さと伝えようとしなくなる自分
言葉を飲み込む切なさ


駅で珈琲を飲みながら、窓から見るその景色は知らない街
この景色もまた、私の今一瞬過ごした時間の思い出となる
ここでエスプレッソを飲んだ事さえ日常の中で思い出さないでいても
確かに私が過ごした時間であり
こうして考える時間を過ごした場所として
記憶の片隅にインプットされるであろう


時を過ごし重ねていくって、こういう積み重ね



『まぁいいや』
それが距離になる事はよく知っている


家族でも友達でも大切な人でも
気楽な表面だけのお付き合いならそれでいい
楽なのは好き
でもでも
人間関係の使い捨ては好きじゃない
エコじゃないもの(笑)