晩秋

青く澄んだ空が広がったと思えば、冷たい雨が降る…



不器用な木々達が染め上げていくグラデーションに見惚れていたら

強い風が吹き、さらっていく…




目に見えないものだから、先を考えるのはやめる。


思うことがあれば、その時に精一杯思えばいい。


時の流れだって、緩やかだったり風の勢いだったり。


それでも、戻ることはないのだから


それを、時の優しさだと受け止めるといいのだと気づいたのは

今。