実家

ひとりでいることが
とっても疲れてしまった時

母に会いに行った。

リビングに入って座る私に気がつかず
一生懸命洗い物をしていた。


最近あった一連の、私がグジグジといつまでも頭から離れないことを
母に報告という言い訳の愚痴を言う。
誰かに言うことは、後から後悔してしまう事を知っている。
だけど、唯一この人だけは、心の底から安心感に抱かれる。

そんな母には、従兄弟が年末に亡くなった事を伝えることができなかった。

知らずに済んでいくなら、それもいい。