会いたいと強く願っても
遠い人がいる
どんなに願ったとしたって
叶わないことがあると知っている

走ってついていこうとしても
届かない影 影 影
やがて立ち止まり動かずに
じっと遠い影を見つめる
それは自分の意思

離れ際がきっと多分
1番切なく
1番美しいのだろう

今この景色を見て、過ぎた時を苦しく思う
時を重ねてもう一度見たら
きっとゆっくり笑えるのだろう


波際の異国の瓶に誓う
私はきっと戻ってくるから